【モロッコ】サハラ砂漠でキャンプする2泊3日の現地ツアーに参加してみた。ヒトコブラクダの乗り心地は最悪だけど。

モロッコにきた理由

ズバリ。。。

①サハラ砂漠を見てみたい!
②ラクダに乗ってみたい!

がモロッコ、マラケシュに来た理由です。


というわけでマラケシュ空港に到着しました。

素敵なペルシャ風お宿

泊まったのは、中心地の広場から歩いて20分ほどする、少し遠いのですがキレイで安めの宿です。
中心広場近くにはもっと安い宿もありましたが、全体的にシングルでもそれほど高くなかったので、今回は久しぶりにドミトリーではなく、シングルに泊まりました。

ただ、この宿で2つの怖い出来事にも遭遇しました。
後ほど書きますが、宿のせいではないです!
宿のオーナーもスタッフさんたちはとてもとても親切で優しい方々でした。
ここに泊まって助けられました。
良い思い出です。

またマラケシュを訪れるときには、ここにまた泊まりたいと思います。


食事をとったり、くつろゲルフリースペースです。


泊まった部屋です。
とても清潔でした。
浴室はシャワーのみです。使いすぎると流れが悪く、溢れがちでしたが、水を出しすぎないよう気をつければ、まぁ大丈夫でした。


見晴らしの良い屋上で朝食。
メニューは、ヨーグルトとモロッコ風パンみたいなトルティーヤみたいなやつ。
いつもミントティーが出ます。
器が素敵で、ミントの香りも爽やかなんですが。。。とっても甘ーーーーーい。
砂糖たっぷりで飲むのがモロッコ風のようです。

「子供たちの笑顔=有料」です。

宿を出流と、すぐに屈託のない笑顔で子供たちが近づいてきました。

なんて人懐っこいんだ。カワイイなぁ。

「写真とってもいい?」
一眼レフで旅行の記録を撮ろうと持っていた私は、ジェスチャーで聞きました。

うんうん、いいよいいよ。
と、笑顔でたくさん集まってきました。

おおーー!
なんてカワイイ。3歳くらいから10歳くらいかな。

数枚写真を取り、またねと離れようとすると、子供たちが手を出してきました。
「ん?」

「マニー!マニー!」
「え?お金?チップってこと?」

そういうことか。
さっきまでの笑顔がなく、お金お金!と迫ってくる。

「ごめん、今小銭ないやぁ。街で両替しようと思ってたところで。札しかない。。。」

「マニー!マニー!」
怒っている。

やがて母親らしき女性が来て、
「お金払え」
というようなことを言っている。
小銭がないことをなんとか説明すると、
「じゃあ、画像全部消して!」

カメラを触って消去しようとする。
「わかったから、ちょっと待ってよ」

画像を消去した。
ちゃんと消したか見せろというので、見せた。

子供も親も、不機嫌な顔で散っていった。

欧米諸国以外を初めて旅する私は、学んだ。
ここでは、

こどもの笑顔=有料

写真を撮る=有料

なのだと。

ふと、ナショナルジオグラフィックの表紙を思い出した。
笑顔のアフリカ系の子どもの写真。
あれも撮った後にチップを渡しているのかな?

旅は学びになる。

立ち止まるな。「道を教えてくれる=有料」です。

マラケシュの旧市街地と言われる、壁で囲まれた内部は巨大迷路のような作りになっています。
宿から中央広場まで、小さい入り組んだ小道がぐるぐる。
途中にはたくさん小売店や雑貨屋が。

私の宿は、観光地の中心地から外れた、一般庶民の生活圏の中にあったようで、生活感に溢れていた。

衝撃だったのは、

ケーキのショーケースの中に多量のハエがブンブン入っていたこと。
ショーケースの意味ないやん!

迷路の中で、広場への道を見ようと立ち止まり、カバンから地図を出して見ていると、

「コンニチハ。アンナイしましょうーか?」

現地の人らしき男性が日本語で話しかけてきた。
ありがたかったが、地図をみればわかりそうだし、一人でブラブラしたかったので丁寧にお断りした。

が、歩き出しても、ついてくる。
聞いてないのに、教えてくれようとする。
まぁ、親切な人なんだなー。観光客慣れしてるんだなー。
日本人も多いんだろうな。

適当に相槌をうちながら、しばらく歩いて広場について。
私の記憶ではこの間、特に彼に道を訪ねてはいない。

「お金。ここまで案内したでしょ。ガイド料払って」

「は?お願いしてないけど

「ここまで来れたでしょ?私が連れてきたよ」

「は?」

さっきまでの笑顔で親切な顔ではなく、怒っている。
さっきの子どもたちと一緒だ。

なんどもしつこく噛み付いてくる。
大柄な男性だし、恐怖としつこさを覚えた私は、まだ両替していなかったが仕方なく、お札でチップを払った。
思わぬ高額に、男の顔には喜びの笑みが溢れていた。

またしても学んだ

「一歩的な押し売り道案内に気をつけるべし」
「立ち止まるなかれ。歩き続けろ。」
「地図をなるべく開かないように」

怖かったこと①追いかけられた事件

その日から、なんども広場と宿を往復し、やがて現地の人しか把握できなそうな複雑な迷路の道を、私は地図なしで立ち止まらずにほとんど歩けるようになった。

その間に怖い目にもあった。
暗くなりそうな帰り道、宿までの道で少し迷い、焦っていた。
立ち止まり、地図を開いたらすかさず青年が寄ってきて道案内を申し出た。

強く断った。地図はまだ見れてなかったが歩き出した。
ずーっとついてくる。
聞いてないのに、そっちは言ってはダメだとか言ってくる。

仕方ないや、少しは教えてくれたしと思い、お礼を言い小銭を渡した。

なのに、まだ着いてくる。
もういいって!なんで?

「もうあげたでしょ?ついてこないで」

「足りない!」

「はぁ?もうないわよ。十分でしょ!」

腕を引っ張られ「もっと出せ!」とすごまれた。
金がないならホテルへ行こうと強引にキスされそうになった。
さすがに怖くて早足で逃げた。
でも何しろ迷路だから道がわからない。
真っ暗になる前に早く宿に逃げないと。

ずっとついてくる。
早く、早く!
あとちょっとで宿の気がする。

宿のすぐ手前は人一人しか通れないほどの小さい道になっていた。
あそこで追いつかれたら襲われるかもしれない。
なんとか巻いて逃げ込まないと。

ヤツが友達らしき青年らと話している。
集団になってきたらどうにもできない。どうしよう。
話している隙に、急いで進み、宿の手前の小道に。
急いで宿の玄関に向かう。

着いたぁ!
なのにドアが鍵かかっている!
なんで!?

そーだ、閉まっている時の鍵の開け方を教わったんだった。

でも、なんで今〜〜〜?!

ドアの前でガチャガチャやっていると、ヤツが小道を横切った。
嘘でしょ?!
やだ、マジで助けて!!

ドアが開いた。

中に入ると、オーナーさんがいた。
私のこわばった顔を見て、

「大丈夫ですか?何かありました?」

と聞いてくれた。

ホッとしたのか、思わず涙が溢れてしまった。

その後、オーナーさんが話を聞いてくれ、

「それは怖い思いをしたね。そういう人間が増えてしまって。そこまで悪い人らじゃないんだけど、十分気をつけて。何かあったらいつでも言ってください。」
と慰めてくれました。

次の日、街へ出ると、昨日の青年がまたウロウロしていた。
でも、遠くから呆れた笑顔でこっちを見ている。
もうコイツからはチップを取れないと諦めたのか。

時々、ついてきて道を教えようとしたが無視してたらもう金をせがんではこなくなった。

最初の日に、高額チップを渡したおじさんも、その後会うたびにチップを請求してきたが、あんなに渡したじゃん!と強気の態度でいたら、じゃあこないだもらった分で教えてあげるよと逆に言ってきた。

根っからの悪い人たちではないみたいだ。
こちらが迎合しない、ただの金バラマキ観光客ではない態度を示せば、それなりの態度で接してくれることがわかった。

迷路の中で、地図を開いて現地人に話しかけられている欧米人を見かけるたび、あぁ、いいカモだなと心配したりしたけど、まぁそれがベルベル人の商売で、これがマラケシュの古都フェズの文化ってっことで。

 

また学びました。

ツアーは現地で申し込む?日本で申し込む?


街のレストランで女の子の日本人旅行者に出会いました。
私と同じ女子一人旅でした。
彼女は、休暇を利用して2週間ほどモロッコにきているとのこと。
前にもきたことがあり、今回はサハラ砂漠のツアーに参加してきたところだと。

それ!私も行きたいんだよね!!

彼女は日本で現地ツアーに申し込んできたそうで、10万円ほどしたそう。

そんなにするのかぁ。痛い出費だなぁ。

現地のツアー会社でも同じようなツアーがあるかもよということで、タジン鍋を食べた後、一緒にツアー会社へ行きました。

そこで衝撃の事実が。
彼女が日本で申し込んだ2泊3日サハラ砂漠ラクダツアーと

全く同じ内容のツアーが、現地のツアー会社で申し込めば1万円ほどでした。(詳細の金額は忘れてしまいましたが、確か1/10じゃんと思った記憶が)
彼女も、目を疑っていました。そしてかなりショックのようでした。
まぁ、ツアー会社もピンキリだから、保証内容とかグレードとか日本申し込みの方が手厚いのかもしれないけれど、それにしても日本のツアー会社はかなり搾取してるんだなぁとこれまた学んだ出来事でした。

彼女と夜の広場の屋台でなんだかわからない肉をたくさん頬張り、ビールを飲んで(イスラム教徒が多いけど、お酒も普通に売っていました。)いろんな話をしました。
ガイドブックも持たずに旅している私を心配してくれ、「私もう明日帰るから」と自分のガイドブックを置き土産にくれました。
ありがとう(涙)
旅は本当にいろんな人に助けられ、お世話になるなぁ。
日本に帰ったら自分も恩返しをしなければ。


中央広場

怖かったこと ②謎の高熱

次の日、また元気に街をぶらぶらし宿に戻ると、夜になって突然ものすごい寒気がおきました。
持っている服を全部着てもガタガタ震えが止まらないほどの猛烈な寒気で、いまだかつて感じたことのない症状でした。
寒気以外は特に腹痛があるとか、頭痛があるとか、咳や鼻が出るとかは全くないのです。

なんだこれは?!

日本にいるお医者さんの友達にラインをしてみる。

「うーん、わからないけど、とりあえず抗生剤飲んどけば?」

抗生剤、、、そんなもの持ってませんけども。

医者じゃないですしねぇ。
イブとロキソニンと風邪薬と正露丸なら持ってきました。
体温計がないから熱があるのかも不明だけど、この寒気の後にはおそらく高熱が出ると予想がつく。。。

とりあえず、水をたくさん飲んで寝るしかない!

お水、、、もうないや。買ってこなかったなぁ。。。

食堂開いてないかぁ。
淡い期待を胸に、部屋のすぐ前にある真っ暗になった食堂をノックしてみると、中から黒人の中居さん(?)が出てきてくれた。
フランス語しかわからないようだけど、ジェスチャーですぐに汲み取ってくれて、中から一升瓶に入ったお水を持ってきてくれた。
笑顔で、でも少し心配そうな表情。
私が具合悪そうなのが伝わったのだろうか。
ありがたい(涙)
お礼を言って、部屋へ。
といあえずこれで水は確保した。
あとは、自分の自然治癒力を信じて寝るしかない!

明後日はサハラ砂漠2泊3日のツアーに出発なのに行けるかなぁ。。。

ガタガタ震えながらなんとか寝ること数時間。。。
尋常じゃない、絞るほどの汗をどっと書き、同時に何もなかったように元気になりました。

体力はかなり消耗した感じがするけど、とにかくすっかり治った感覚。
あぁ、よかったぁ。本当によかった。ありがとう神様。皆様。

一体なんだったんだろう。
腹痛も下痢もないから食あたりではなさそうだし。

強いて言えば、街中のバイクの排気ガスでこの数日間、喉をやられていた気がする。
そのせいかなぁ。少し不調があるとすれば喉しかない。

モロッコの街は、原付がメインの交通手段のようで、細い迷路の中をよく原付が往来している。排気ガスがものすごいし、地面は乾いた赤土なので土ボコリも半端ない。
私の宿がある生活圏は特にバイクが多く、いつもすごい空気が悪かった。

明日からは、スカーフを巻いてなるべく吸い込まないように気をつけよう。

いざ、サハラへ!

ツアーの参加者は国際色豊か。
ブラジル、スペイン、フランス、オーストラリア、ドイツ、日本。。。て感じだったかな。

砂漠は風が強かったー。
すごく暑いかと思ったけど、雨が降ったり天気が悪く、むしろ寒かった。
でも夕日の頃には雨が止み、虹と夕日がとてもキレイに見えたっけ。

ヒトコブラクダは、ちょうどコブの部分に座るので乗り心地が最悪だった。
乗るならフタコブラクダに限ります。(たぶん)
私のラクダくんはおてんばらしく、まっすぐ列について行かせるのが至難の技でした。
すぐ前を抜こうとしたり、道を外れて暴走しようとしたり。。。
ラクダにも性格が出るのねー。

サハラ砂漠に巨大なテントがあり、そこで一晩過ごしました。
寒いかなぁと心配していたけれど毛布が用意されていて、意外と快適でした。

トイレはないので野ションです(笑)
夜のサハラに舞いました。
大きい方は砂漠へ行く前のレストランでしたのでわかりませんが。

大きなキャンプファイアーを囲み、テントの食堂でごちそうをいただき、忘れられない夜となりました。


途中で寄った、よくハリウッドのロケにも使われるという遺跡。
日差しが強くて、日なたに5分と立ってられない強烈さ。
すぐ日射病になりそうで、日陰を探しては避難していました。

行きは半日車で移動、半日観光という流れ。帰りは丸一日14時間ほど車でひたすら帰路でした。
車の振動がひどく、私は頚椎を痛めていたので首を守るため、座席の上にしゃがんで大きな段差のところでは捕まって首を守るという体制を取り続けなければならず、それが何より辛かったです(涙)
他のみんなは帰りはほとんど爆睡でした。

フェズの高い壁の外には。。。

ツアーから戻り、再び街をぶらぶら。

迷路の古都フェズの高い壁の外はどうなっているんだろう?
そんな疑問のもと、ある日外へ出てみました。

な〜んだ、マックやH&Mもあるオシャレな商業ビルが立ち並ぶ普通の都市じゃん。

フェズの中はとても古い昔の町並で人々の生活も困窮してそうに見えるのに…。

そりゃそうか。

マラケシュは、1歩で過去と現代をタイプスリップでき、過激で超個性の強い、怖いけど実はそこまで悪い人ではないベルベル人たちに圧倒される街でした(笑)


マクドナルドでマラケシュ限定メニューを試食。


ポストは黄色いのね。

まな板の上のコイ状態。極上スパ「ハラム体験」


サハラツアーで出会ったブラジル人の女の子が、ハマムがよかったよ〜と言っていたので、置き土産にいただいたガイドブックもとにその「ハマム」とやらに行ってみることにしました。

どうやら極上あかすりスパ?らしい。

ホテルのハマムがいいらしいけれど、貧乏旅行のわたくしがフラッと思いつきで行くならホテルでなくてもいっかーというわけで、路面店のなるべく良さそうなハマムに思い切って行ってみました。

中は何やらゴージャスで良さげやん。
期待に胸が膨らみます。

英語のわかるレセプションの人に受付を済ますと、タイルの部屋に案内され、黒人のおばさんがジェスチャーで
「服を全て脱いで」と言いました。
銭湯の洗い場のようなタイル貼りのベッドというか、段があり、裸でその上に寝るよう言われます。

マジか。。。

仰せのままに、寝そべると、お湯をかけられながら全身あかすりが始まりました。

い、い、痛いんですけど。

しまった!砂漠で日焼けした後に来てはいけなかった!
一番来てはいけない日に、一番来てはいけないところへ来てしまったのではないか。
時すでに遅し。。。
ま、しょうがない。
何が起こるかワクワクするからいーや。

なされるがまま、お湯をかけられゴシゴシ、向きを変えさせられ、お湯をかけられゴシゴシ…

まるで、まな板の上のなんとか…

全身終わると、お湯で流され、バスローブを羽織らされました

「まだ、濡れてるがな!拭いて拭いて〜」

「あちらのベッドにうつ伏せでどうぞ」そんなジェスチャー

「ずぶ濡れのままベッドに寝るんかい!」

仰せのままに。

別のセラピストさんかな?
今度はオイルでマッサージ。
モロッコ特有のアルガンオイルを使ってくれているはずだけど。。。

濡れたままでやや気持ち悪いけど、まぁご愛嬌。
雑やなぁ。

隣のベッドで誰か施術を受けているらしく、横にもう一人セラピストさんが。
二人でずーっとおしゃべりしている。
雑やなぁ。自由やなぁ。
まるで主婦がパンこねながら奥様同士で世間話してるよう。

気持ちよかったかと言われたら、、、忘れました(笑)

砂漠へ行った後へは行ってはいけない、それだけは言っておきます。

日本のおもてなしってスバラシイ。

何はともあれ、貴重な体験。
旅っていいなぁ。
今日もまた学びました。